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2016年11月29日掲載
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【国語】効率的に漢字を覚えるために
効率的に漢字を覚える
国語を勉強していくと、どんどん覚えるべき漢字が増えます。より複雑な形にもなってきます。小学校だけでも1000字を超える漢字を学習します。漢字を覚えることが難しい子どもたちにとってこの量は恐ろしく、闇雲に勉強したところで効率的に覚えられません。漢字を覚えるためにどうしたらよいのでしょうか?
似た漢字を集めて比べる
似た漢字を集めるという方法があります。形が似ていたり、部首が同じものだったりというように、間違えやすい漢字を集めてそれぞれを見比べてみます。次第にそれぞれの漢字の違いが分かってきます。似たような漢字で間違えてしまうのは、違いが分かりにくいことが大きな要因です。その違いを意識できることを目指します。どこが似ていてどこが違うのかをよく見ることで、似た漢字の間違いを減らしていきましょう。
漢字の成り立ちを体験する
一つ一つの漢字を覚えるにはどうしたら良いのでしょうか?小学校低学年に出てくる漢字の多くは象形文字や指事文字です。それ以外の漢字もありますが、まずは覚えやすい象形文字や指事文字から覚えていくようにしましょう。少し遠回りに思うかもしれませんが、漢字を自分で作ってみるという学習があります。例えば「火」という漢字を学習する際、「火の絵からどんな漢字を作ったらどんな漢字になる?」と問いかけることで、子ども達が漢字を作ってみるようにします。もちろんほとんどの場合「火」という漢字にはなりません。出来上がったオリジナルの漢字を少しずつ変化させていき、「火」という漢字に変えていきます。自分が作った漢字が「火」という漢字になった実感を持つことで、漢字の形を記憶しやすくなります。
全身を使って漢字を覚える
漢字の学習では形を覚えるだけでは不十分です。音読みや訓読み、書き順など、覚えることは多くあります。漢字学習の方法として、イメージと結び付けて覚えたり、体を動かしながら覚えたりする工夫があります。先ほどの「火」という漢字では、火のイラストを見ることで意味がわかり言葉が連想できます。また「火」をイメージして体で表現することもできます。同時に声に出してみることで、目だけではなく全身で覚えることができるようになります。書き順も同じです。手と目だけでなく全身を使って覚えるようにしていきましょう。
漢字を覚えるといっても、一つの漢字について覚えるべき内容は少なくありません。できるだけ効率よく覚えることが大切です。時には椅子に座っているだけではなく、全身を動かしながら覚えてみることも効果的です。
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